美術館や画廊、展示会に行く習慣がない人は、美術館では何をしているのかをご存知ないかもしれません。まずは、美術館や画廊、展示会の定義に触れたいと思います。
美術館、画廊、展示会はどう違うのか?
美術館は文化的な作品を収集・保存することで、後世に伝えることを目的する施設を指します。主に国や都道府県、市町村などの自治体が運営しています。美術館の一番の目的は展示ではないのです。
一方、画廊や展示会の一番の目的は、作品を展示して、多くの人々に見てもらうことです。画廊や展示会によってはそのまま作品を購入できるケースもあります。画廊や展示会については芸術家団体や個人により主催される場合が多いです。したがって、美術館や画廊、展示会の違いは、その目的や主催者にあると言えます。